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剣菱酒造株式会社 取締役経営企画室長兼 米穀検査部門担当の白樫 政孝さんのインタビュー第2弾です!!インタビュー当日は朝から緊張していたとおっしゃる白樫さんですが、ジャズの話しで盛り上がりました!インタビュー後には酒蔵にも案内してもらい、剣菱酒造のこだわりの酒造りを見せて頂きました!

267_2★休みの日はどのようにお過ごしですか?

音楽漬けです!中・高・大とジャズをしていて、バリトンサックスを吹いていました。

今は演奏するよりも、ボランティアでコンサートを企画したりと「場」を作る事が多いです。関西の中高校生600人くらいを集めて、甲南高校の講堂を借りてコンサートを主催したりしています。

最近、映画『スウィングガールズ』の影響でジャズをする学校が増えました。中高のジャズコンテストもあって。しかし先生は指導をした事がないので分からない様ですね。そこで僕は「本当の学生ジャズってどんなものかを中学生に聞かせたらどうか?」と思って、「大人が集まって大人気ない『中学のジャズとはこういうことを言うんだ〜!』というのを見せ付けてやりたいんだけど、どう思う?」と、仲間に声をかえたら、みんなが集まってきてくれて、バンドを組んでやらせてもらいました。完全に押し付けなのですが(笑)

277_2 そういう活動以外ではジャズ喫茶に行ったり、車が好きなので、駐車場とつながっているようなカフェで自分の車を眺めながら、ゆっくりする事もあれば、友達とわいわい喋りながらお茶する事もあります!女の子みたいですが(笑)

ジャズを通して学生と関わる事が多いようですが、「子供」がお好きなのですか? 276_4 どうなんでしょう、出身校とか関係なしに後輩というイメージがあるのですかね。自分は音楽に育ててもらったと思っているので、音楽に恩返しをしたいなという気持ちがあります。自分が演奏して、聞いてくれている人に何かを伝えるという腕ではないな、そういう演奏はできないと思ったので、僕のこれまでの経験を若い人に伝えて、それが活かせたら、恩返しになるかなと・・・・。 ★ジャズの楽しみ方は? 296_4 ジャズは「こうでないといけない」という決まりやくくりがなく、何でもありの自由なものだと思います。僕はじっと座ってジャズを聞くのは嫌なんですよ。ご飯を食べながら友人とワイワイ喋って聞くのが好きです。堅苦しく考えず、それぞれが自由に楽しめばいいんじゃないでしょうか?!


298_2★特に好きな楽曲は?

キャノンボール アダレーの『ワルツ・フォーデビィ』。あの曲の出だしは最高ですね!最初はワルツから入って、だんだんジャズになっていくのですが、遊び心が伝わってきます。

伝統を守る剣菱と、何でもありなジャズと正反対な感じがするのですが。

いや、似ていると思います。自分のやりたい方向・最終的に良いと思える方向に向けて自分の考えで動くという点はどちらも同じだと思います。剣菱は昔ながらの造り方を今でもしていますが、それはただ「昔のやり方にこだわる」のではなく、これまでの味を作ろうした結果、機械に頼らない昔ながらの造り方になっています。

286_1剣菱の経営の仕方は極端な部分があります。と言うのも、とことん味重視で、営業マンがおらず、宣伝広告費もほぼゼロなのです。

営業マンがいない理由は3つあって

1 営業マンがお酒を作るわけではないので、営業マンにお酒を美味しくする事はできない。

2 地元の事を何も知らない営業マンが行っても意味がない。

これまで市場を占める割合がトップの銘柄でもその割合が10%を超えたことはないのです。つまり、それだけお酒は嗜好性の高いものなのです。その点、昔の酒屋さんは配達をして、あの家は何人家族で、旦那さんはどんなお酒が好きで、というように地元の事をよく知っていた訳です。そこに、地元の事を何も知らない営業マンが行っても何を話すのか・・・・。

284_13 今飲んでくれている人を大切にしたい。

今ある資金というのは飲んでくれた人が払って下さったお金なので、それは飲んでくれた人に返さなくてはいけない。宣伝や営業は基本的に飲んでいない人に対してするものなので、そこにお金を使うのではく、剣菱の酒を造り続けるためにお酒の原料や手間を惜しまないための人手に使います。

という事なのです。理屈は合っているのですが常識ではないですよね。剣菱は企業の一般的なイメージではなく、どうすればいいかを考え、その方向に動いた結果、世間とは違っていたというわけです。保守的だけど、異端的だと言えるのではないでしょうかね。

★白樫さんにとって仕事・剣菱とは?

292変な表現かもしれないですが、自分自身が剣菱になっていますね。

仕事とプライベートを分けるのは自営の場合、難しいです。どうしてもプライベートに仕事が入ってきてしまう。だから「仕事だから」「プライベートだから」という分け方はしないですね。その方が楽しいと思うので。「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」と言う言い方をしてしまうと、「仕事は嫌なもの」「プライベートは楽しいもの」というイメージがしてしまいますからね。起きている間の大部分は会社にいるのだから、そこを「楽しむ」のは難しいかもしれないですけど、「充実」させないともったいないと思っています。

★よく行かれるお店を教えて下さい。

ジャズを楽しむなら芦屋のレフトアローン、トアロードの「木馬」、あと元町商店街のところにある「萬屋宗兵衛」というコーヒーショップ。ここは学生なども演奏していて気軽に行けるのでおススメです。
大丸の1階にある「CAFIFERA」にもよくお茶をしに行きます。

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