今回の「あの人に会いたい」は北野にあるAMAZINGCAFE & BAR「NEVER LAND」で活躍しているBambinaこと、山下 洋子さんです!山下さんは「FBA JAPAN(日本フレアバーテンダーズ協会) 2004」のフレア大会フリースタイル部門で優勝経験をお持ちで、現在はお店だけではなく、ブライダルのショーとして式場でのフレアのショーもこなしておられます。男女ペアで行うタンデムで企画会社から依頼を受けておられる、関西では唯一の女性です。そんなアクティブ女性、山下さんにインタビュー!
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フレアとは、グラスや、ボトルなどを投げたり回したりパフォーマンスをしながらカクテルを作ることを言います。トム・クルーズ主演の映画「カクテル」で、世界的にフレアが知られるようになりました。
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NEVER LANDは海賊船。カウンターの足元は、海底をイメージし、ブルーのライトを、お店正面の棚は電気を消すとライトが光り、地平線を表現。そしてオーナーである神田さんは、「キャプテン」。スタッフは、「クルー」。キャプテンの神田さんは、スタッフを、一従業員ではなく、同じ船に乗った仲間・家族だと思っている。だから、「キャプテン」と、家族意識を持ってもらうために「クルー」と呼んでいる。今回は、山下さんがNEVER LANDで働くようになったきっかけ、NEVER LANDに惹かれる理由について等、来週はキャプテン神田さんにもインタビューに答えて頂き、キャプテンから見た、山下さんについてや、NEVER LANDの魅力についてお届けします!!
★NEVER LANDで働くようになったきっかけは?
22歳の時、失恋して落ち込んでいる私を元気づけるために、友達が連れてきてくれたのが、NEVER LANDでした。その後もお客として何度も来ていました。ちょうどその頃、前職を辞めていて、何か没頭できるものを探していました。アメリカに留学するつもりだったので、その相談をキャプテンや、他のお客さんにしていました。そこで、「アメリカに行って何か目的があるのか?日本の事は知っているのか?」と言われたんです。実際、特に目的があったわけではなく、アメリカに行けば何かが見つかるという考えでしたし、日本のことについてもちゃんと知りませんでした。キャプテンに「アメリカに行くまでの間、人生経験として、週1回バイトで働かないか?」と声をかけて頂いて、私自身ももっと世間を知ろうと思って、働かせて頂くことになりました。
――NEVER LANDで働きだして、2年半程が経ち、スタッフの中で一番NEVER LAND歴が長い山下さん。
★週1回のアルバイトから、レギュラーとして働く今に至るまでを教えて下さい。
ここで働き出して、自分の無力さに気付きました。本当に世間を知らないし、失敗ばかりするし・・・。でも、ここでなら、「変われるかもしれない」と思ったんです。それから、週1回だったのをだんだん増やしてもらうようにしました。でも、夜に働く事に親は反対で、「この店でずっと働くなら、出て行ってくれ」と言われたんです。私も単純なので、荷物をまとめて、家出みたいな感じで出てきました。その時、アメリカ行きもキャンセルして、ここで本格的に働くことに決めたんです。両親とは、連絡は取り合っていますが、完全には、まだ説得できていません。でも、私は私でやりたい道があるし、どこまでできるか試してみたいですね。
★この仕事をして自分が変わったと思う所はどんなところですか?
人間性です。今まで「どうしてもこれが欲しい」とか何があっても乗り越えようとかそう言う考えをした事がなかったんですね。「人生は1回しかないから、思い出に残る事というか、無理してでも、何があってでも、何かを手に入れよう」と言う意識が芽生えました。初めは本当に何もできませんでした。もちろん作業は毎日のことなので体が覚えますが、基本的な考え方とか、価値観が今までとは全く違う環境に飛び込んだので、大変でした。今までは何不自由なく過ごしてきました。家では何もしなくても、ご飯が出てきたし、お金に困った事もありませんでしたし。そういう生活から一転、全部自分でしないといけない状況になりましたから。本当に、キャプテンや他のクルー、お客様に助けられました。
――最初は昼夜逆転の生活に馴れず、ボロボロだったと言う山下さん。元々体が丈夫な方ではなく、体調を崩し入院された事もあったそうです。
★それでも、「ここでやりたい!」と思わせたのは何だったのですか?
何があっても手に入れようという意識だったと思います。タイミングもあったと思います。「変わりたい。没頭できるものを見つけたい」と思っている時に、キャプテンに出会って、声をかけて頂いて。それに、何よりもキャプテンの人柄じゃないですかね。キャプテンは、クルーの事を一番に考えてくれています。しょっちゅう怒られていますし、腹が立って、口ごたえすることもあります。でも、「何で怒られたんだろう?」って原因を探ると、「大切にされているからなんだな」って分かるんです。すごく、言葉に力がある。だから、お客様でも、キャプテンに背中を押してもらいたくて、人生相談しに来る方がたくさんいらっしゃいます。
――「変わりたい」と思っていた山下さん。今までの何不自由ない生活から一転してまでも、自分を「変える」チャンスを掴みに冒険・チャレンジの道を選ばれたのです。「職業」を選んだというより、「NEVER LANDの一員として学んで成長したい」を選んだ山下さん。経験すること、キャプテンや他のクルーたちと共に過ごし、同じ目的に向かっていく、連帯感の中から生まれるやる気も、山下さんのモチベーションになっているように感じました。
★ NEVER LANDで働き出してから、「これで良かったのか」と迷うことはなかったですか?
迷いはないです。ただ、自分の無力さにへこむことはいっぱいあります。まず、この仕事におけるセンス、フレアのセンスがないんですよ。頭で考えて行動すると言う事が今までなかったので、それを鍛えるのに時間がかかっています。
――とおっしゃる山下さんですが、冒頭でも紹介した通り、実はフレアの大会で優勝の経験をお持ちなのです。
★「FBA JAPAN 2004」フリースタイル部門で優勝された時のお話を聞かせて下さい。
フレアをやり始めて、3週間位で、勢いでこの大会に出たんです。フリースタイルなので、何をしてもいいんですが、私はまだ技がなかったので、とにかく笑顔で取り組む事を心掛けました。クラッシックバレエを習っていたので、笑いながら演技をすることにはなれていましたし。この大会は須磨海岸で行われたので、衣装の下に水着を着ておいて、最後にバッと水着になったんです。男性の観戦者の方も多く、投票制だったので、優勝しちゃったんだと思います・・・!!このフリースタイルの中には世界3位になった有名な男性の方もいらっしゃるんですが、今でも会ったら、「水着に負けた」って言われますよ。(笑)
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次週(9/26)も引き続き山下さんのインタビューです。キャプテン神田さんにも登場して頂きます。お楽しみに!!
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■AMAZING CAFE & BAR 「NEVER LAND」
住所:神戸市中央区加納町3-13-1-2F
TEL:078−242−6797
営業時間:19:00〜翌5:00 定休日:年中無休


























